私たちはラブラドールの親子と長く生活を共にしていました。
しかし、2006年9月12日、イヴを亡くしました。
そして、2008年1月20日、イヴの娘、ナナを亡くしました。
いつかこんな日が来る事は解っていましたが、深い悲しみに陥りました。
夫はもう犬は飼わないとさえ言いました。
犬のいない生活なんて、私には考えられません。
私と夫の間に、少々の戦いの日がありました。
結果、折れたのは夫でした。
それからは、夫婦で協力しての犬探しになりました。

ラブラドールは私たちにとって、一番の犬でした。
でも、自力で体を支えることが出来なくなった大型犬のイヴとナナの介護は、かなり大変でした。
大型犬は私たちの将来を考えても、断念せざるを得ません。
そこで中型犬探しを始めました。
本で調べ、サイトで検索し、たくさんの情報を入手しました。
これだ!と思ったのが、 ウェルシュ・スプリンガー・スパニエル でした。
ほどよい大きさ、頭の良さ、フレンドリーである事、そして可愛い事など、私達の希望にマッチしていたのです。
しかし、日本にブリーダーはいません。
そこで、外国のブリーダーを検索しました。
たくさんの中から、日本に来る空輸時間も考え、オーストラリアが適していると思いました。
多くの時間を費やして、GoldmaidのHPにたどり着きました。
幸運な事に、Goldmaidはすばらしいブリーダーだったのです。
夫と私は深い信頼を寄せることが出来ました。

まだこの世に存在していない、将来の私たちの犬の名前はBaby Names World から選びました。
たくさんありすぎて選ぶのが大変でしたが、モナに決めました。
Mona の意味も気に入りました。
Little noble one なんて素敵です。
私達にとって、最後のone dog なのかもしれませんから。

モナが生まれるまでの間は、私たちにとっては長く、そしてモナを手にするまでの2ヶ月は、更に長く感じました。
でも、ついにモナが2008年6月22日、日本にやってきました。
いったいどんな未来がモナと私たちを待っているのでしょう。

イヴとナナの老年期や介護の日々で、just lab!をどうしても更新する事が出来なかったMadame Yang 改め Madame Zelda。
やっと、一歩、足を踏み出す事が出来ました。
みなさん、どうもありがとう。